

最近よくテレビやネットでも目にするようになった、‘‘複業‘‘と‘‘副業‘‘という働き方。
この2つは、両方とも「ふくぎょう」と呼びますね!
今までの世の中では、「一つの会社に入って定年まで働く」という生き方が、当たり前でした。
けれど、時代は変わり、これからは、サラリーマンとして一つの会社で働くことは、当たり前ではなくなってきています。
多様な生き方が認められてきていたり、経済の不況によって、もらえる給料が少なくなってきたことで、今までとは違う働き方が求められています。
「複業」と「副業」は、そんな、新しい時代に対応した働き方として、注目を集めているのです!
では、「複業」と「副業」とは、いったいどのような働き方なのでしょうか?
この2つの違いとは、何なのでしょうか?
今回は、「複業」と「副業」の違いについて、詳しく解説していきます♪
目次(もくじ)
複業と副業の違い①「複業」は稼いでいる仕事のすべてが主役の働き方
一つの仕事だけを収入源にしている働き方を、通常は”本業”と呼びます。
それに対して、‘‘複業‘‘は、一言でいえば、「2つ以上の本業を並行しておこなう働き方」です。
複業では、どの仕事もメインの収入源にして、働いてきます。
複業の働き方の例を紹介していきます。
・一日のうち、午前はライターの仕事をして、午後はプログラミングの仕事をする
・一週間のうちの3日は会社員として会社で働いて、3日はハンドメイド作家として活動する
・一週間のうち3日会社員として働いて、2日は料理人として働く
複業では、 このように、 同じ時期に、2つ以上の仕事を同時に行うことができます。
下に、複業で働く人の図を載せてみました。↓


そして、休日に趣味のハンドメイド作品をつくって、あとで売って…
こ、この人、一週間で3つも仕事しているだと….!
このような働き方は、日本全体で「働き方改革」を進めている現在は、当たり前のようになっていきます。これからの時代は、会社でも、今までのような週5日8時間労働が当たり前ではなくなってくるのです。
それぞれの人の希望によって、働く時間や日にちを好きなように選べるようになれば、この複業はより多くの人に浸透していくでしょう!
複業と副業の違い②複業で稼ぐ場合のライフスタイル
複業は、非常に自由度の高い働き方です。
複業の強みは、自分で稼ぎ方を柔軟に調整できることです。
一つの会社に所属しているときの場合は、どのように稼いでいくでしょうか?
自分でどのような仕事をしていくのかは、すべて会社が決めてしまいます。
会社の決めた仕事を、受け身でおこなっていくのがほとんどですよね。
複業は、自分で、何をして稼いでいくのかを自由に決めることができます。
プログラミングをして、映像をつくって、料理を出して….
そのどれもが、まったく分野の異なる働き方です。
複業では、自分のやりたい複数の分野の仕事を同時に行うことができます。
複業をすることによって、自分の好きなことに使える時間も増やすことができます。
人間、自分の人生でやりたいことは、1つだけではありませんよね。
自分がやりたいことが多い人は、自分のやりたい複数のことを仕事にしていくことで、とても大きな満足感を持つことができますよ!
たとえば、以下の図の人は、生活の収入源を得るための仕事の他に、映像編集やハンドメイドなどの、自分のやりたい創作系の活動を仕事にしています。



自分のやりたいことも仕事にして、生活を楽しくできそう!
複業のパターンは、人によって、本当に多様なものです(^^♪
たとえば、図のように、複数の仕事をしている人でも、「1つの仕事で収入の半分以上を稼いでいる」という人もいるでしょう。

また、働いている複数の仕事すべてで、かける時間や稼ぐ金額を均等にしたい人もいるでしょう。

これから、複業をしていきたいと思う人は、
自分で、どの仕事でどれだけ稼いでいきたいのか、どの仕事にどれくらいの時間を使っていくのかを計算していきましょう♪
複業と副業の違い③「副業」はメインの仕事のほかで稼いでいる働き方
副業とは、生活のメインの収入源になっている仕事「本業」の他に持っている仕事のことです。

副業は、本業の収入金額に満足がいかない人や、「自分の好きなことで稼ぎたい」と思っている人におススメの働き方です(^^♪
副業は、一般的には「本業の次に収入源になっている仕事」と言われています。
稼ぐ金額も、本業を超えないものがほとんどですね。
しかし、現在は、本業の会社員をしながら、副業で運営しているブログのアフィリエイト収入が会社の給料を超えている人も存在しています!

副業は、やり方によって、とても大きな収益を出すことができる働き方なんですよ!☆
複業と副業の違い④副業で稼ぐ場合のライフスタイル
副業で稼ぐ場合の、ライフスタイルを紹介します。
基本は、一日における多くの時間は、本業で稼ぐために使われていきます。
副業に割く時間は、稼ぐ金額をどれくらいにしたいかで、大きく変わってきます。
しかし、副業で稼ぎたい場合は、本業に多くの時間を使うことはおススメしません。
下の図のように、本業で働く時間が、あまりにも長すぎると、副業に割く時間がなくなってしまいますからね(;^_^A

一日のうち、本業に占める時間は、長くても7~8時間ほどに収めておくとよいでしょう♪
まとめ.
2つ以上の仕事を同時に、本業にする働き方である「複業」と、1つの本業のほかに、収入源にする働き方である「副業」は、それぞれどちらも今までの会社に勤める仕事とは、まったく違う働き方です。
どちらも、ぼくたちの生活をより豊かに、より楽しくしてくれる可能性のある働き方ですよ!
今回の記事は以上です!